元宵節(旧正月1月15日、今年は2月22日)は中国伝統の大切な祭りの1つだ。古来より元宵節にはちょうちんを鑑賞したり、ちょうちんに貼られたなぞなぞを当てる遊び、園遊、集いなどを行なう風習がある。2月21日、上海市の天目西路イベントセンターが開催した元宵園遊会には500人余りの同市の市民が集まり、中国の伝統文化を味わった。
ちょうちんを見学したり、ちょうちんのなぞなぞを解いたり、剪紙(切り絵)を作ったり、古筝を弾いたりと多彩なイベントが続々と登場し、祖父母や親せきに連れられた大勢の孫世代らが中国の伝統文化に触れた。子供たちにとっては、美味しいものをたらふく食べられるのが最大の幸せだろう。
時を同じくして、天目国学館が21日に正式に開館した。天目西路文化イベントセンターの侯志宏センター長は「この国学館は上海コミュニティ文化センターにある初の国学館である。半年間の試運営を経て、今、正式に開館する。国学院の設立で中国の伝統文化における上海のPR力を強化してほしい」と語った。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年2月22日