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北京、ヒートアイランド現象・大気汚染緩和に向け通風回廊で「通気」

人民網日本語版 2016年02月22日15:15

北京市計画委員会がこのほど明らかにしたところによると、北京市は、都市全体の大気流動性を高める目的で、幅500メートル以上の一級通風回廊を5本、幅80メート以上の二級通風回廊を数本建設し、通風回廊ネットワークシステムを構築する。人民日報が報じた。

市計画委員会の王飛・副主任は、「通風回廊の主な役割は、都市において通風が阻害される状況を軽減し、市街地域内外の熱交換と大気汚染物質の拡散を促すことで、それによってヒートアイランド現象と大気汚染が緩和される」と話した。

5本の一級通風回廊は、北京市内の多くの公園や大型緑地を貫通する。各回廊の具体的内容は次の通り。

〇第一回廊

北西部の通風環境改善を目的とする。植物園を起点とし、昆明湖、昆玉河、紫竹院公園、動物園を経て、最終的には玉淵潭に達する。

〇第二回廊

西部の通風環境改善を目的とする。やはり植物園から始まり、西五環路と沿道両側の緑化帯に沿って南に向かう。

〇第三回廊

太平郊野公園を起点とし、東小口森林公園とオリンピック公園を南に向かう。


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