発言する王軍総領事
また、現在日本全体における華僑団体は約300団体との統計があるが、この他にもカルチャーやスポーツといった趣味の団体が数多くあり、WeChatグループも多数存在する。この種の広い意味での華僑団体は東京だけでも1000以上にのぼるとみられている。在日本中国大使館が初めてこのようなテーマでシンポジウムを開催したのは、日本において長年発展をし続けてきた華僑団体が、今後どのように発展し続けていくべきか、この機会を通じて思考を重ねるためだ。
シンポジウム当日は、参加した華僑団体の代表からこの話題に関する私見が次々と披露された。ある華僑団体の代表は「ここ数年日本における華人華僑の横のつながりが明らかに強化されており、各種華僑団体が次々に増えてきている。華人華僑が交流できるようなプラットフォームをより多く提供していると同時に、玉石混交の現象も生じており、無秩序な発展などの問題も生じているため、華僑団体の健全で、秩序ある、平和的な発展を望む。参加者が呼びかけあい、華僑団体が備えるべき組織アーキテクチャと規則制度を新たに構築し、プラスのエネルギーをより体現し、団結力と相互の助け合いをよりはっきりさせ、より多くの貢献をするべきだろう。同時に華僑団体間での横のつながりと助け合いを強化し、華人華僑の生き残りと発展を共に助け合っていきたい」と語った。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年2月26日