「アイスプラント」がこのところ台湾地区で新たな人気を集める野菜になっている。南アフリカ原産のこの野菜は業者によって台湾に輸入されており、高価ではあるが、高い栄養価と希少性で今や人気となっている。
アイスプラントの葉には水滴の結晶のようなものがついており、口に入れるとレンブという果物の食感に似ているが、ほのかに塩味を感じる。アイスプラントは水分を多く含み、1滴の水を加えることなく果汁を作り出すことができる。表面の結晶のようなものに塩分が含まれているため、炒める際にも塩を加えなくても十分なほどだ。このほか、トリュフピザを売り出すレストランは最後に弾力のある口当たりのアイスプラントを振りかけると、生食でも栄養が損なわれないという。
アイスプラントが食べたければ、LEDライトを使用して鉢植えで自分で栽培することができる。コンパクトな形状に固定注水をすると、約4ヶ月で収穫できる。食の多様化に伴い、アイスプラントは台湾料理の新たな人気になっている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月4日