第12期全国人民代表大会第4回会議が5日午前9時、北京の人民大会堂で開幕し、国務院の李克強総理による政府活動報告が行われた。
李総理は2015年の活動を振り返る中で、「過去1年間に、全方位外交が大きな成果を収めた。習近平氏をはじめとする国の指導者がさまざまな国を訪問し、国際連合の一連のサミット、主要20カ国・地域(G20)サミット、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、国連気候変動会議、アジア太平洋東アジア協力指導者シリーズ会議、世界経済フォーラムなどの重要な活動に参加した。中国・アフリカ協力フォーラムサミット、中国と欧州の首脳会談を成功させ、中国・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体フォーラムを始動させた。主要大国との関係が新たな進展を遂げ、周辺国との実務協力が深く推進され、発展途上国との友好協力が絶えず開拓され、国連などの国際機関や国際メカニズムとの関係が全面的に強化され、経済、外交、人文交流が著しい成果を上げた。中国は責任ある大国として、国際問題や地域問題で重要な建設的役割を発揮した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月5日