南京の高校生が米国のメジャーリーガーに

米国のメジャーリーグ（MLB)という言葉は多くの中国人にとってなじみがない言葉であるが、実のところ野球は米国において最もメジャーなスポーツである。米国のメジャーリーガーになることは、北米男子プロバスケットリーグ（NBA)に指名された姚明（ヤオ・ミン）と同じくらい珍しいことだ。最近、南京東山外国語学校（江蘇省南京市）高校3年生の男子学生許桂源さんがMLB所属の野球チームであるボルティモア・オリオールズと正式に契約し、中国大陸部出身でただ一人の現役メンバーとなった。楊子晩報が伝えた。

高校3年の男子学生が「野球界の姚明」に変身

東山外国語学校の周学校長は、「許くんは当校高校3年の学生で、この学校に来て半年だ」と話す。また周校長は許さんについて、「実際、彼がプロ野球選手になったことは当校とMLB中国野球発展センターが協力した成果である。中国野球発展センターはMLB所属の組織で、中国におけるハイレベルな学生野球チームの育成に尽力してきた。数年前、中国野球発展センターと当校が協力し、全国各地の若くて有力な野球選手を続々と当校に集めたことで、現在、当校はすでに20人の野球チームを結成した」と語った。