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朝鮮半島核問題を交渉のテーブルに戻す (2)

人民網日本語版 2016年03月11日13:30

 経験と教訓が物語っているように、現代世界のいかなる難題の解決にも大きな環境を整える必要があり、強引に局部的解決を図っても、多くは真の突破口とはなり難い。朝鮮半島の非核化実現は「交渉のテーブルに戻る」ことこそが問題解決の根本的な道だ。

 6カ国協議議長国として、中国は終始客観的で公正な立場に基づき、問題解決の実行可能な道を各国と積極的に検討している。中国は朝鮮半島非核化実現交渉と朝鮮半島の停戦・和平メカニズム転換交渉を並行して進める構想を打ち出した。非核化は国際社会の揺るぎない目標であり、停戦・和平メカニズムの転換は朝鮮の理にかなった関心だ。両者を並行して交渉し、段階的に進め、包括的に解決する。これは各国の主たる懸念をバランス良く解決し、対話と交渉の目指す目標を明確にし、協議再開の突破口をできるだけ早く見出すことを旨としている。柔軟な形で3カ国、4カ国、さらには5カ国の接触を行うなど他の各国が示した構想に対しても、朝鮮半島核問題を交渉のテーブルに戻すのにプラスでさえあれば、中国の姿勢は開かれている。

 問題解決には総合的な対処と具体的状況に応じた決定が必要だ。責任ある全ての国は自国と地域の長期的利益、共通利益の観点から、十分な忍耐と冷静で動揺しない姿勢を保ち、理性と勇気を示して、対話と接触を積極的に行い、互いに善意を示し、困難を恐れず進み、共に行動するべきだ。

 核なくして初めて平和が可能であり、対話こそが活路であり、協力してこそウィンウィンが可能となる。朝鮮半島問題においては、これが各国の最大公約数であり、共通利益と共存の礎、さらには共に享受するチャンスのありかだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2016年3月11日


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