香港国際フィルム&テレビマーケットで、 中国カンフーのシリーズ映画に関する記者会見が開催され、国内外のフィルム&テレビ界、金融界の大物が集結。製作に対する大きな期待が膨らんだ。中国新聞網が報じた。
伝説のアクションスター・李小龍(ブルース・リー)や世界的アクションスターの成龍(ジャッキー・チェン)などを筆頭に、中国映画としてカンフー映画は、最も早く世界に進出した。そして、世界の映画界に誇る中国映画のジャンルとなっている。今では、ハリウッドの大作映画もカンフーの要素を度々盛り込んでいる。中国でも、カンフー映画やアクション映画は、国民に最も人気のジャンル。中国映画の世界における影響力の調査結果によると、さまざまな年齢層、異なる学歴、異なる母語の回答者に最も人気だった中国映画のジャンルが、「アクション」、「アドベンチャー」だった。そして、「最も好きな中国の役者」のトップ3は、成龍、李小龍、李連杰(ジェット・リー)と、全員アクション俳優だった。
シリーズ映画においてチーフプロデューサーを務める曹多然氏は、「カンフー映画の製作は、中国の歴史・文化の伝承、武を尚(とうと)ぶ精神の継承と発展、中国の海外における中華文化の発信のうえで、重要な意義を持っている」と指摘。
「シリーズ映画は、中国大陸部や香港、海外の同ジャンルにおけるスペシャリストたちと手を組み製作し、マルチなスタイル、多彩な内容のストーリーを使い、カンフーの各流派、技を披露していく。ただ、製作チームのメンバーや出演者の具体的な名前は今のところ明かせない」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月17日