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中国、地名文化の保護強化 外国風の地名など禁止 (2)

人民網日本語版 2016年03月25日15:12

地名の規範化は急務

李部長は、「無名であったり、一つの場所に複数の名前があったり、重複している地名があったり、規範に反した地名だったりする場所がある。外国風の名前を付けたり、元々の地名を無断で変えたりすることは禁じられていると何度も強調してきた」と指摘する。

例えば、四川省成都市の金牛区、錦江区、武侯区、成華区には、それぞれ「銀杏路」という通りが存在する。また、上海の黄浦区、奉賢区、浦東新区、金山区、崇明県にも、それぞれ「人民路」という通りが存在する。外国風の名前も決して少なくない。例えば、「マンハッタン広場」や「カリフォルニア1885」、「ヨーロッパシティ」などがあり、ほとんどがデベロッパーが宣伝のために付けた名前だ。そのような名前は、認識するのが難しいほか、現地の文化的特徴にマイナスの影響を及ぼす。

現地にそぐわない新しい名前が増加しているのに加えて、歴史ある場所の名前が次々に消えている。例えば、民政部の統計によると、1980年から2003年の間に、北京の古い街並みが残る路地の地名のうち約40%が消失した。


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コメント

最新コメント

秋月 龍一   2016-03-2658.157.98.*
自国の文化を守ることは重要であり、地名についても、昔からの由緒ある地名を保存する努力には意義があると思う。いままでこのような試みが行われてこなかったことが問題だ。