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「45年後の今も、小さなピンポン球が地球を動かし続けている」―第1回中日米青少年卓球大会記

人民網日本語版 2016年04月06日10:25

4月2日、当時「ピンポン外交」縁の地である名古屋市内の愛知県体育館で開かれた中部日本華人卓球協会主催の「中日米青少年卓球大会」記念式典と決勝戦。「ピンポン外交」45周年記念活動の一環でもある。

今年も桜の季節がやってきた。第1回中日米青少年卓球大会が2日、日本の名古屋市に位置する愛知県体育館で閉幕した。同大会は3月29日に始まり、約300人の異なる肌の色と言葉の青少年が卓球の技を競い合った。45年前の1971年3月28日から4月7日、中日米三国の卓球選手らが第31回世界卓球選手権大会に参加し、世界の政治を動かす「ピンポン外交」を展開、中米卓球チームはこれを契機に相互訪問を実現し、最終的に中米国交樹立へと押し動かし、中日国交正常化にも積極的影響をもたらした。人民日報が伝えた。

葛広彪・駐名古屋中国総領事は閉幕式の挨拶において、「『ピンポン外交』発祥の地で貴重な歴史の記憶が蘇った。日本卓球協会後藤鉀二会長(当時)が様々な声が飛び交う中、中国の代表チームを6年ぶりに世界の卓球界に招き戻したことへの尽力を我々決して忘れない。友好的な名古屋市民が果敢に右翼と立ち向かい中国代表の安全を自発的に守り抜いたその姿を我々は決して忘れない。そしてさらに中米スポーツ選手の友好が中米外交の固い氷を破り、小さなピンポン球が地球を動かし、中米国交樹立および中日国交正常化に重要な貢献をしたことを忘れることはない。新たな時代が新たな『ピンポン外交』を呼び起こしている。中日米青少年が『ピンポン外交』の精神を受け継ぎ、三国関係のより良い発展を推し動かしてくれることを願う」と語った。

スティーブン・コバチーチ駐名古屋米首席領事が中日米3名の選手とラケットをにぎり、大会の幕があけた。スティーブン領事は、「私は卓球が好きだ。勝ち負けを問わず、喜びと友好をもたらしてくれる。45年前のあの試合の後すぐに、15人の米国チームが香港を経由して北京を訪問した。これは1949年以降初めて中国に招かれ訪中した米国団体で、米国の戦後70年の歴史の中でも非常に重要な歴史である」と紹介した。


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