新進気鋭のバーチャルリアリティ(VR)デバイスメーカー「小派科技」はこのほど、北京で2016年の新製品発表会を開いた。翁志彬CEOは世界初の4K VRデバイス「小派4K」を正式発表した。科技日報が伝えた。
現在市場で流通しているVRデバイスのほとんどには、映像のざらつき感が強い、めまいを感じる、音質が悪い、重量感がある、価格が高めといった問題が存在する。世界初の4K VRデバイス「小派4K」はざらつき感を解消すると同時に、視野角を110度にまで広げた。また直径53ミリの大口径非球面レンズを2枚内蔵し、ハード面からユーザーの没入感への需要を満たした。多くのVRデバイスがめまいという難関に苦しめられているが、小派4Kはデュアル軸ジャイロスコープを内蔵し、遅延率を18ミリ秒に抑えることでこの問題を解決した。また同社は人間工学に基づくデザインを重視し、新製品の重量を世界最軽量の220グラムに抑えた。また目にやさしい内蔵型のシステムにより、ユーザーの快適性を確保した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月13日