米アップルは31日、新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)SE」を中国大陸部で発売した。関係機関の統計によると、予約受付の始まった24日から30日までの一週間で、中国大陸部における予約台数は340万を突破した。この予約販売台数は今までの機種には及ばなかったものの、市場の期待を大きく上回ったという。また、ウォール街のアナリストはiPhoneSEの年間売り上げ台数は1000万~1500万台になると見込んでいる。京華時報が伝えた。
アップル史上最安のiPhone新機種とされるSEは、主に中国、インド、ロシアやブラジルなどの発展途上国を対象に販売されるとみられている。あるインターネット研究会社のデータによると、SEがアップル社のホームページで初めて公開された3月21日、世界全体のページビューは平均で83%増となった。そのうち、インドのページビューは160%増で、6S発表時の59%をはるかに上回った。中国のページビューは150%増で、今までの新機種発表時に比べると低下しているものの、世界平均を大きく超えている。SE発表時の世界全体のページビューは、過去三年で発表されたあらゆる製品の中で最低水準であったが、中国やインドでは相変わらず高水準を維持していることから、小型画面のSEは中国やインドで依然として人気であることがわかった。(編集JZ)
「人民網日本語版」2016年4月1日