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日本の福岡市、小口の救援物資受付を一時中止 (3)

人民網日本語版 2016年04月22日16:34

教室内に保管された救援物資

ボランティア動員数累計1600人、主婦や会社員も合間縫って支援

福岡市NPOボランティア交流センターの長田氏によると、旧大名小学校は4月19日から救援物資の集散地として使用され、主に一般市民からの物資受付を行ってきた。種類、包装の様々な物資が届き、開封して分類し、さらに支給するには多くの人手を必要とした。現在までに学校で物資の受付作業に携わったボランティアの動員総数は1600人を超え、20日1日だけで539人のボランティアが参加した。このうち、約8割が大学生で、その他は公務員や市民であった。空いた時間に訪れる主婦や退社後に訪れる会社員もいたという。

長田氏によると、救援物資の輸送はすべて日本の専門的な輸送会社を利用してコンテナで輸送した。輸送会社は道路状況に詳しく、大型貨物の輸送経験も豊富、物資の迅速かつ安全な輸送を確保できると紹介した。現在この輸送会社の使用可能な大型トラックはすべて福岡市と熊本市間を往復しているという。

長田氏は、「現在被災地は余震が続き、道路が完全に開通しておらず、不確定な要素が多いため、今できることは物資を熊本市内に輸送し、現地で細かく分けて支給するということ。また、被災地のインフラ建設は今進められており、現地の救援活動にボランティアを派遣するという計画は今はない。被災地が正常な生活を取り戻すにはまだ時間がかかる」と紹介した。(編集MI)

「人民網日本語版」2016年4月22日


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