英国、ベルギー、米国などの天文学者は2日、英ネイチャー誌に報告書を掲載し、地球から約40光年離れた矮星付近に、地球と同サイズの3つの惑星を発見したと発表した。これらの惑星には地球と類似する液体の水がある可能性があり、生命に適した環境かもしれないという。人民日報が伝えた。
同報告書によると、新たに発見された3つの惑星の大きさと気温は、地球や金星に近い。気温差は液体と生命の維持に適している。この発見は、太陽系外における生命探しの「重大な節目」となった。
同報告書の筆頭著者、ベルギー・リエージュ大学のマイケル・ ギロン氏は、「地球上の人類、そして宇宙生命体を模索する研究にとって、これは大きなパラダイム・シフトであり、喜ばしい。天文学界が広大な宇宙の中からその他の生命を見つけようとするならば、この矮星をめぐる惑星は現実的なスタートラインだ」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月4日