外交部(外務省)の洪磊報道官は4日の定例記者会見で「南中国海問題でこれ以上『存在感』を示そうとしないよう日本側に忠告する。日本側が地域の平和と安定に建設的役割を発揮することを希望する」と表明した。
【記者】報道によると、日本の安倍晋三首相、岸田文雄外相はこのほど欧州、東南アジア訪問時に南中国海における中国による「軍事化」に懸念を表明した。これについてコメントは。
【洪磊報道官】南中国海問題において日本は域外国だが、最近ほとんど頑なに「存在感」を示そうとしている。だがそれが示したものは何か?日本が第2次大戦時に中国の南中国海の島や礁を不法に侵略・占領した良からぬ過去であり、現在の南中国海問題における良からぬ魂胆に他ならない。これ以上「存在感」を示そうとしないよう忠告する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月5日