中国計画出産協会の第8回全国会員代表大会ならびに先進表彰会が18日に北京で行われ、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が重要な指示をした。新華社が伝えた。
習総書記は「人口問題は中国にとって常に全局的、長期的、戦略的な問題だ。今後相当長期間において、人口が多いという基本的国情が根本的に変わることはなく、経済・社会発展に対する人口圧力が根本的に変わることはなく、人口と資源環境の緊張関係が根本的に変わることはなく、計画出産という基本的国策は長期間堅持しなければならない」と指摘した。
李克強総理も「現在中国は人口大国から人的資源強国への転換の正念場にあり、人的資源の潜在力と優位性の発揮は中国経済が中・高度成長を長期間維持し、中・高水準へと向かううえでの最大の支えだ。2人っ子政策の全面的な実施、計画出産サービス・管理の改革は、計画出産の取り組みに新たな要請を突きつけている。計画出産協会が各級政府の支持の下、引き続き橋渡しの役割を発揮し、計画出産のPR・教育、良好な出産・育児の指導、計画出産家庭の支援により良く参画し、人口と経済・社会資源環境の調和ある持続的な発展の促進、人々の幸福増進のために一層の役割を発揮し、新たな貢献を果たすことを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月19日