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大手旅行サイトの携程、中国人の海外旅行を分析 マナーの状況は?

昨年は1億2千万人が海外旅行に

人民網日本語版 2016年06月02日13:54

国家観光局の統計データによると、2015年に海外旅行に出かけた中国人は前年比12%増加し、のべ1億2千万人の大台を突破、市場規模はさらに拡大した。海外旅行が好きなのはどのような人で、どの都市が旅行先として人気なのだろうか?中国人観光客の海外旅行先でのマナーはどうなっているのだろう?大手旅行サイトの携程旅遊が31日に発表した「2016年中国人海外旅行分析報告」ではビッグデータを活用し、これらの疑問の答えを導き出している。新華社が伝えた。

▽中国人観光客のマナー、ツアーガイドの8割が「悪くない」

海外旅行客の増加に伴い、中国人によるマナー違反行為がメディアによってたびたび報じられている。では、中国人観光客の全体的なマナーのレベルは一体どれほどなのだろう?

外国でツアー客を常に引率し、観光客と直に接している携程旅遊のツアーガイドたちの評価は最も説得力があるものだろう。携程旅遊のレジャー部門はこのほど、「中国人観光客のマナーは他国に劣るか」という問題について、数百人のツアーガイドを対象に調査研究を行った。

調査の結果、回答者の8割は、2015年の中国人観光客の海外旅行におけるマナーに関し、「やや向上した」あるいは「大きく向上した」と答えた。大多数の中国人観光客は品位のない言動を慎み、マナー違反を起こすケースは少なかった。「中国人観光客のマナーは他国に劣るか」との質問について、8割以上が「そうは思わない」と答えた。

携程旅遊の専門家も、「中国人の海外旅行経験が豊かになり、1980年代生まれ、90年代生まれが徐々に中心層となるにつれ、マナー違反行為の発生率も低くなるだろう」と指摘する。


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