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人民網日本語版>>経済

ソフトは脳・思考・魂 日本製造業をヒントに (2)

人民網日本語版 2016年07月04日08:21

欧州は現代の自然科学発祥の地で、科学はすべて数学による論証を極めようとする。そこで、欧州で作られたソフトは数学の公式の構造、数字化された検証方法を追求する。こうした姿勢が利益とは無関係であってもそうする。

米国人はソフトを金儲けの手段と考え、常に利益を得ることを目的とする。そこでソフトの品質への要求は、「売れるかどうか」の段階に優先的にとどまることになる。各種の標準をできるだけ早く確立し、さまざまなビジネスモデルを考え、商業化を急ぐことに心血を注ぐ。その結果、米国が情報時代を主導することになった。

インドは世界的に有名なソフトのアウトソーシング基地だ。インド人からみると、質の高いソフトを提供することと質の高いホテルのサービスを提供することとは、おそらくそれほど違わない。顧客の要求に耳を傾け、顧客に引き渡しできるようまっしぐらに任務を完了させる。よいサービスを提供すれば顧客からの反響がある。

日本のソフトは製造業の一種だ。日本では、生まれたばかりの企業がソフトを扱おうと思う場合、大衆向けにうち出すことは絶対に考えず、自社のソフトで製造業企業にサービスを提供することを考え、迅速に利益を得ようとする。そこでソフトは製造業に付随した存在になり、大きく発展することは難しくなる。だから中国のBAT(百度、アリババ、テンセント)のような企業が日本には生まれないのだ。


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