ソフトは脳・思考・魂　日本製造業をヒントに (3)

▽啓示

中国製造業の発展にとって、ハードウェアの品質はとても重要だが、ソフトがもつ価値には疑問の余地がない。ハードは身体に例えられ、ソフトは脳や思考や魂に例えられる。

特に製品がスマート化に向けたモデル転換を進める過程で、ソフトは製品にスマートへのカギを与える。未来のスマート化時代には、歯を磨く時、歯ブラシについた装置が、「この歯が虫歯ですよ」と教えてくれると同時に、コミュニティサービスステーションに情報が伝わり、予約可能な歯科医を探してくれる。冷蔵庫を開けると、「この間買った牛肉がもうすぐ傷みます、今日は牛肉は使いませんかな」どと言って、牛肉を使ったメニューをおすすめしてくれる。スマートベッドなら、人体機能学に基づいて眠る人の睡眠時間を割り出し、自動調整で適度な快適さを保ち、スマート機能で形状を変えることさえする。

こうしたことはすべて、ソフトとハードが結びついてできることだ。ソフトとハードが結びついてこそ、スマート化サービスの時代に進むことができる。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年7月4日