ワールドカップの日本公式マスコットに
ピカチュウは、日本アニメ産業の「萌え経済」の代表で、各年齢層のアニメファンの間で大人気に。ゲームやテレビの世界を飛び出し、数えきれないほどの関連商品を誕生させた。統計によると、ピカチュウの価値は100億ドル(約1兆500億円)とも言われ、2003年、米フォーブス誌はその年、世界で8億ドルを稼いだピカチュウを「今年度最も稼いだ架空のキャラクター」とした。また14年には、ブラジルで開催されたワールドカップの日本公式マスコットに選ばれ、日本チームの専用機やバスにその姿が描かれた。さらに、ピカチュウはアディダスなどの世界的なスポーツ用品メーカーと提携し「イメージキャラクター」となり、「オシャレなアイドル」として活躍した時期もあった。
日本国内には各種様々な「ピカチュウ」グッズが数多くある。ポケットモンスターの公式サイトではピカチュウグッズが販売されており、ぬいぐるみや人形、アパレル、食品、ドリンク、文房具など何でもあり、バラエティに富んでいる。東京で最もにぎやかな場所にある六本木ヒルズには最近、期間限定で「ピカチュウカフェ」が設置され、ピカチュウの名前が入った数々のメニューが提供されている。横浜では14年から、毎年夏にはイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」が 開催され、1000匹のピカチュウの大行進やステージショーなどが行われる。そのかわいい姿を一目見ようと、市民や観光客が多く集まり、カメラを向ける。
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