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湖南省長沙の猛暑でアフリカ人が熱中症に

人民網日本語版 2016年07月15日14:53

数日前の正午、湖南省長沙市で、一人のアフリカ人女性が熱中症になった。彼女は飛行機に乗る予定だったため、病院に行く暇もなく、長沙駅近くのある薬屋で助けを求めたのだという。薬屋の店長と店員2人で女性に民間療法であるカッサ(専用の板を使って皮膚の経絡や反射区を擦って刺激するマッサージ)を施し、冷たいお茶を飲ませてようやく症状がおさまったという。瀟湘晨報が報じた。

長沙に住むアフリカ人「長沙の夏は蒸し暑い」

長沙はどれほど暑いのだろう?そして長沙にいるアフリカ人はこの暑さをどう感じているのか?13日、湖南大学の留学生寮でカメルーン人留学生2人を取材した。その一人であるマイクさんは「長沙も自分の故郷も夏は暑いが、暑さが違う。長沙と比べると、カメルーンの夏は、気温がもっと高い。長沙は夏でも雨がよく降るので蒸し暑い。カメルーンのほうが乾燥している」と説明。「長沙とカメルーンはどっちが暑い?」との質問には二人とも笑いながら「長沙!」と答えた。

アフリカに住む長沙出身の中国人「アフリカは風が強く、汗もすぐ乾く」

長沙市水電八局でエンジニアとして働く40代の肖さんは、仕事でガーナやナイジェリアに8年住んだことがある。

「アフリカは暑いけど乾燥している。一方長沙は蒸し暑く、長沙のほうが過ごしにくい」と肖さん。「アフリカの最高気温は通常37-38度。紫外線が強く、仕事の時は長袖・長ズボンを着用する。汗をかくが風も強いのですぐに乾く。だからあまり暑いと感じない。アフリカでは、1日に多くても2回シャワーを浴びるが、長沙では1日中ずっと水の中に浸っていたい気分だ」。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年7月15日

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