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約700万人が「宝くじ中毒」 うち43万人は「重症患者」中国

人民網日本語版 2016年07月15日14:38
約700万人が「宝くじ中毒」 うち43万人は「重症患者」中国
上海の浦東新区の宝くじ売り場で、当選予想をする宝くじ愛好家。

このほど、ある北京市民が宝くじの双色球(赤玉と青玉の番号を選ぶくじ)で5億7千万元(約88億3500万円)を当てたというニュースが報じられ、多くの人を羨ましがらせている。そして、多くの宝くじ愛好者は宝くじを当てて金持ちになるという決意をこれでますます固めることになったに違いない。人民日報海外版が報じた。

北京師範大学中国宝くじ事業研究センターの報告によると、現在、中国には宝くじ愛好者が2億人以上おり、そのうちの約700万人が「宝くじ中毒」だとしている。そして深刻な宝くじ中毒の人も43万人以上いると見られている。「中毒者」は、宝くじに多くのお金と時間を費やし、宝くじを買うために使っているお金と所得が不釣り合いで、深刻な依存症となっている場合が多い。

専門家は「購入することで市民に福祉への貢献をしてもらうというのが宝くじの当初の目的。宝くじは、公益の職責を果たす上で重要な役割を果たしている。宝くじを買う時は、理性的でなければならない。勤勉に働いて富を築くというのが一番望ましい」と注意を呼び掛けている。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年7月15日

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