天津中医薬大学第一附属病院栄養科の李艶玲・科長は、熱中症対策として、以下の通りアドバイスしている。
「不要な外出は極力避けること、頻繁に水分を補給し、規則的な睡眠とバランスの取れた食事を心がける。卵・牛乳・肉類を毎日摂取するだけでなく、調理法にも工夫を凝らし、蒸す・煮る・長時間煮込む・とろ火で煮込むなど、さまざまな方法を試みることだ」
「全身のだるさ、めまい、動悸、息苦しさ、注意力散漫、大量の発汗、手足のマヒ、喉の渇き、吐き気などの症状が見られた場合、熱中症の前兆であることが多い。これらの症状が出たら、すぐに風通しの良いところで休息し、額に清凉油や風油精(いずれもハッカやユーカリ油を主要成分としたオイルで塗るとひんやりする)を塗る、あるいは人丹や■香正気水(■は草かんむりに霍)を服用すること。塩を少し入れた熱湯、緑豆のスープ、スイカジュース、酸梅湯を飲んでも同様の効果が得られる」。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年7月21日
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