——触れ合い型。通信機器メーカー「小米」の共同創業者の黎万強氏は以前、「ファンとの触れ合いが当社の成功の秘訣。当社は、ファンに商品の研究開発や市場運営に参加してもらっている。そのようなスタイルにより、ファンの全く新しい参加型の消費心理を満たしている」との見方を示した。
ファン経済とは?
ファン経済とは広く一般に、ファンと注目されている側との関係を基礎にして、展開されるビジネス行為を指し、ユーザーとの密着度を上げ、口コミを通してマーケティングを行い、経済利益や社会的効率を向上させるビジネス運営スタイルだ。過去においては、注目される側の多くは、芸能人やアイドル、各業界の有名人などだった。例えば、音楽産業において、ファンは歌手のアルバムやコンサートのチケット、アイドルが好んで使っている商品、アイドルがイメージキャラクターを務めている商品などを購入する。一方、現在は、インターネットが時間や空間上の制限を取り払い、ファン経済は、文化、娯楽、商品の販売、サービスの提供など、幅広い分野に応用されるようになった。事業者は、一定のプラットホームを通して、同じ趣味などを持つネットユーザーなどを集め、そのユーザーに、多様化、オリジナル化した商品やサービスを提供し、最終的に消費につなげて経済的利益を生み出す。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月15日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn