2016年9月13日  
 

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今年の中秋は「15日より17日の方が月が丸い」 (2)

人民網日本語版 2016年09月13日15:00

「『15日より17日の方が月が丸い』現象が起こる理由は、その月と太陽の経度の差が180度になることによる。地球を挟んで、月と太陽がちょうど向かい合う位置に来る時刻に、地球から満月を眺めることができる。だが、地球の周囲を回る月の運行軌道は楕円で、月と地球との距離は、最も近い時で36万キロメートル、最も遠い時で40万キロメートルとなる。万有引力が働くため、月の運行速度は、距離が近くなるとややスピードアップし、遠くなると減速する。月の公転スピードが速くなったり遅くなったりすることで、毎月、満月が訪れる時に差異が生じる。旧暦の14・15・16・17日はいずれも、満月となる可能性がある日で、なかでも15日と16日が満月となる確率が高い」。

統計データによると、過去10年間(2007年から2016年)で中秋の月が満月になった日は、「15日」が3回、「16日」が5回、「17日」が2回だった。

専門家によると、中秋節当日の夜、月が必ず最も丸くなる訳ではないが、肉眼では見分けがつきにくいため、お月見に影響が及ぶことはないという。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年9月13日


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