2016年9月13日  
 

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訪日旅行者数の動向 「爆買い旅行」から体験型の旅行へ (4)

人民網日本語版 2016年09月13日10:36

北京第二外国語学院の旅行管理学院の李宏副院長

訪日旅行は何をきっかけに個性化したのか?

訪日旅行は徐々に個性的で、多様性や深みのあるものになっているが、このように変化した理由は何なのだろうか?

これに関して、木村氏は主な原因が訪日リピーター旅行者の増加にあるとしている。日本政府は2000年から中国人旅行者へのビザ発給を始め、2009年には個人ビザ発給が始まった。最初のビザ発給から16年という長い月日が経過し、多くの中国人旅行者が何度も日本を訪れるようになり、目的地や旅行のスタイルにも変化が生じている。

李宏氏は訪日旅行の多様化について3つの理由を挙げている。

1.世代間での違い。世代によって旅行に費やす消費の差は大きく、これまでの海外旅行者は食べ物やホテルではなく、買い物を重視していた。現在では1980年代生まれ(80後)や1990年代生まれ(90後)が海外旅行者の主力となっている。彼らの多くは大都市で働いているため、一定の経済力があり、しかも家族を養うという負担もないので、単なる買い物ではなく文化体験を求めるようになっている。彼らにとって、コストパフォーマンスの高さは値段ではなく、それによって得られた満足感にある。

2.地域格差。一線都市と二線都市、三線都市の海外旅行の発展には大きな差が見られる。一線都市の住民は個人旅行を選ぶ傾向にあるが、二線都市、三線都市の住民は旅行会社を利用する傾向にある。

3.家庭状況の違い。たとえ同レベルの都市に住んでいたとしても、家庭状況によって旅行スタイルは変わってくる。例えば、お年寄りや子どもがいる家庭の場合は、クルーズ旅行や団体旅行などの家族の世話がしやすいスタイルを選び、独身や新婚夫婦の場合は、より個性的な旅行スタイルを選ぶ。そのほかに、教育レベルや語学スキルが高い人は個人旅行を選ぶ傾向にある。人々の平均収入が上がった結果、海外旅行の個性化はますます進んでいる。


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