必死になって勉強に明け暮れなければならない中学・高校時代、教師たちはよく、「今のうちにしっかり努力しなさい。大学になったら楽になるから!」と言っては生徒たちを励ます。揚子晩報が伝えた。
では、大学は「楽になる」代名詞なのだろうか?各大学に新学期シーズンが訪れた今、さまざまな大学の「新入生」や「高学年生」を取材したところ、学生たちは異口同音に「大学進学は、もう一つの『マラソン』のスタートラインに過ぎない」と答えた。
○新学期初日の夜から「勉強」
寮のルームメイトと「臥談会」(ベッドでのおしゃべり)を楽しみ、キャンパスを探索するなど、多くの学生にとって「新学期初日」は非常に素晴らしい日だ。だが、南京大学匡亜明学院の一部の優等生には「勉強する」ことが、大学初日を過ごす正しい方法のようだ。
匡亜明学院のある学生は「大学初日の夜を図書館で過ごした。ある同級生も一緒だった。彼は自分よりずっと頑張っている感じで、大きなプレッシャーを感じた。自分自身、高校時代は学内オリンピッククラスに在籍した優等生だったが、大学入学後すぐに、非常に多くの超優秀な学生が全国各地から集まって来たのを見て、すごいプレッシャーだった」と話した。
○1週間に50コマ以上履修する学生も
南京にある医学部と理学部、文系の学部の3種類の時間割を入手し、経済学科2年に在籍する女子学生の時間割を見てみると、彼女は1週間に55コマ以上履修していた。月曜、水曜、金曜は、朝8時から夜の9時半まで、全授業時間が埋まっていたほか、日曜日も休みではなく、9コマの専攻科目の授業があった。
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