豊禾高校の熊建明校長は、次の通り話した。
「私は2年前に校長に就任した。劉さんという視覚障害のある数学教師の存在を知って、当初は彼の教学の質について心配した。その後、何度も彼の授業をチェックした。生徒たちに大変丁寧に説明し、板書もとても整っていた。だが、それでも安心できなかったので、劉さんの授業に満足しているかどうかについて生徒たちにこっそり聞いてみた。すると、生徒たちは、まったく文句の付けどころがないと、劉先生に最高の評価を下した。」
「実は、学校側も、劉さんの配置換えや病気休暇取得を検討したことがあったが、本人は、『何もする意思のない人間は、存在価値がない』と主張し、頑として同意しなかった。」(編集KM)
「人民網日本語版」2016年9月23日
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