中米両軍の人道救援合同実兵演習が16日、南部戦区陸軍某総合訓練基地で開幕した。今後3日間、両軍は国際人道救援・減災をめぐり、指揮所での演習、混合編制訓練、合同実兵訓練などを行う。新華社が伝えた。
今回の合同実兵訓練で中国側は134人、ヘリコプター、大型舟橋、医療救援装備などを派遣する。米側は89人を派遣し、工事・医療救援装備23件が参加する。演習は某高原で強い地震が起きたとの想定の下、中米両軍が救援の要請に応じ、合同救援を行う。
演習は指揮所演習と実兵演習の二段階に分けて行われる。指揮所演習は任務始動、部隊準備、合同救援、任務引き継ぎ・撤退の4段階に分けて行われ、重点的に合同指揮所の編制、災害状況の情報収集と共有、合同行動決定、合同行動計画の策定、合同行動、合同保障などについて訓練する。実兵演習では、災害状況の調査、死傷者の捜索、医療、防疫、被害者の避難、安全措置、水上救援などを重点的に訓練する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月17日
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