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杭州のアニメ企業が日本に「漫画家村」設置 (2)

人民網日本語版 2016年12月21日09:56

唯一の海外企業として「Jフェス」に出展

コンクール後の運営メカニズムも、多くの新人漫画家が中国国内外の一流の漫画プラットホームに作品を掲載してもらうという夢を実現する助けとなってきた。

新星杯の受賞者である中国人漫画家・第年秒(ディ・ニェンミャオ)は、作品が「週刊少年ジャンプ」に掲載された初の中国人漫画家となった。その「5秒童話」の日本語版や「拾又之国」の日本語版「群青のマグメル」は翻翻動漫の推薦もあり、集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で掲載され、単行本も刊行されている。集英社の編集部を取材すると、読者から送られて来た手紙がいっぱい詰まっているメールボックスがあり、そこで杭州在住の第年秒の名前が、あの巨匠・鳥山明や富樫義博の名前と並んでいた。そのような光景は、それを目にすることができる中国の漫画界の人々を感激させている。

さらに、感動を覚えるのは、「翻翻動漫」が、唯一の海外企業として、日本のアニメ界の一大イベントである「ジャンプフェスタ2017」に出展し、集英社やアニプレックス、任天堂、バンダイなど、世界的に有名な企業と共に「二次元新世界」を披露していることだ。

今後、「新星杯」と「良築良作中国漫画家村」の努力の下、杭州の漫画産業はさらに多くの優秀なオリジナル漫画家を発掘、育成し、中国のオリジナルアニメの力を海外へ発信して、その異彩を海外で一層大きく放つことになるに違いない。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年12月21日


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