最近世界でテロ事件が頻発していることについて、中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は20日の定例記者会見で「中国はあらゆるテロ行為に断固として反対する。テロ取締りは国際社会共通の責務であり優先的任務であるべきだ」と表明した。
華報道官は「テロリズムは人類共通の敵だ。現在過激なテロ勢力が猛威を振るい、国際テロ対策情勢は複雑で厳しくなっている。あらゆる形態のテロ行為を取り締ることが、地域の各国及び国際社会の共通の責務であり優先的任務であるべきだ。国際社会はテロ対策での協力強化において、第1に『ダブル・スタンダード』を放棄し、国際テロ対策における国連の主導的役割を十分に発揮し、合力を形成するべきだ。第2に、地域の紛争問題を適切に解決し、テロ蔓延・拡散の傾向を抑制するべきだ。第3に、長期に着眼し、政治、経済、文化、外交など総合的な対策を講じて、個別対策と抜本的対策を兼ね備えるテロ対策を推進するべきだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年12月21日
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