2016年12月21日  
 

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恋人探しに苦労する中国人 聖夜ディナーでカップル成立を狙う (2)

人民網日本語版 2016年12月21日10:32

男性にとって、彼らが直面する問題の多くは、人口統計学に関わるものだ。現在の中国では、20歳から30歳過ぎの若者は「一人っ子」世代で、彼らは1980年に始まった計画出産の産物なのだ。胎児の性別に基づく人工妊娠中絶や男尊女卑の観念が、男女比アンバランス現象を生み出し、今の中国では、若い男性が若い女性より2千万人も多いという社会現象が起きた。これらの男性は「売れ残り男子」と呼ばれ、一生かけても伴侶を得られない可能性が高い。

中国では、両親も子供の伴侶探しに全力を尽くし、奔走している。公園で行われる「婚活マーケット」に足を運び、子供の伴侶を得るために子供をPRする。一方、20代の若者が恋人と出会う方法は、友人や同僚の紹介が圧倒的に多い。しかし、たとえ同級生に告白しても、断られるリスクが伴う。ある大学新入生は、999本の柚子(日本の文旦に似た果実、ユズとは異なる)を使って巨大なハートを作り、意中の女子学生に思い切って告白したが、結局は失敗に終わったという。もし男子学生がクリスマス・ディナーに彼女を誘い、パスタをごちそうしていたならば、事態は異なる方向に進んでいたかもしれない。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年12月21日


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