全国初の空港ドローン防御システム「蒼擒ドローン偵察・防御システム」が23日午前、広東省の広州白雲国際空港で使用開始された。同システムは違法飛行するドローンを対象とする、目に見えない「防護ネット」だ。人民日報海外版が伝えた。
同システムは「防御型偵察・早期警戒システム」と「ドローン干渉システム」に分かれる。違法飛行中のドローンを発見すると、その方位・機種・リアルタイム位置座標などを捕捉する。干渉システムは安全な範囲内で、ドローンの制御信号と衛星測位信号を遮断することで、その場での着陸か帰還を余儀なくさせる。同システムはドローンを直ちに発見しけん制することで、空港周辺の安全を保障する。また同システムの稼働中も空港の設備や通信設備、機内設備の正常な稼働にほぼ影響が生じない。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月24日
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