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翻訳機は今や海外旅行の必需品 通訳は失業?

人民網日本語版 2018年06月27日11:28

海外旅行で最も心配なことといえば何だろうか。東京で日本語のメニューを見てどうしたらいいかわからなくなる、パリの街角をそぞろ歩いていて道を聞こうにも言葉がわからない。韓国で買い物をすると言葉が通じなくて違うものが出てくる。こうした言葉の問題で起きるトラブルが、期待に満ちた海外旅行を不愉快な出来事に変えてしまう。最近、海外旅行に出かける人が爆発的に増加し、リアルタイム翻訳のニーズもますます高まり、人工知能(AI)を搭載した翻訳機が海外旅行の必需品になった。科学技術を利用したインターネットの大手企業も相次いでスマート翻訳分野に参入し、市場は熱く燃え上がっている。AI翻訳機は今後どうなるだろうか。人間の通訳に取って代わる存在になるだろうか。人民日報海外版が伝えた。

▽市場は急速に成長 発展には課題も

「2017年中国海外旅行ビッグデータ報告」によると、2017年の中国国民の海外旅行者数はのべ1億3千万人を突破し、観光消費額は1152億9千万ドル(1ドルは約109.6円)に達し、中国は今やタイ、日本、韓国、ベトナム、ロシアなどにとってインバウンド観光客の最大の供給源だ。だが調査研究によると、言葉の問題が長年にわたり海外旅行者にとって最大の障壁であり続けているという。

海外旅行の人気にAI翻訳技術の持続的な向上が加わり、中国のスマート翻訳機市場は一歩また一歩と開拓が進められてきた。多くのデータからわかるように、16~18年には中国人の海外旅行での消費額が毎年1千億ドルを超え、このうち翻訳機市場の売上高は毎年1千億元(1元は約16.7円)に達する。

AI翻訳機市場の見通しは明るいが、さまざまな課題にも直面する。現在、国内で主流のAI翻訳機の大部分は価格がかなり高く、中級・高級クラスの携帯電話を超えるものもある。ECプラットフォームの京東商城と天猫(Tmall)商城で「スマート翻訳機」を検索すると、どの製品もポケットサイズで、見た目にそれほど違いはなく、多言語間の相互翻訳が可能で、オフラインでも使用でき、価格は600~3千元のものが多い。

この海外旅行の「神器」は高価なうえ、観光客の多くは1年間にせいぜい2~3回しか海外に出かけないので、数百元から数千元でも買うというほどのニーズはない。そこでオフラインでの利用率が非常に低いということが、AI翻訳機の大きな課題の一つになっている。旅行会社の関係者は、「1年に1~2回しか海外に行かない人は、レンタル翻訳機の方がいいかもしれない。オンライン旅行プラットフォームが打ち出すレンタルサービスは、価格が数十元前後で、一番安いものはわずか17元だ」と話す。


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