結婚消費のアップグレードが続く今、「皆とは一味違うオリジナルデザイン」や「自分にベストマッチ」といった要素が、ウェディング衣装を選ぶ新婦にとって重要なポイントとなっており、そのような条件を重視する人の割合は6割を上回っている。「70後(1970年代生まれ)」がウェディングドレスなど婚礼衣装関係に費やす平均額は9004元(1元は約16.9円)、「80後(1980年代生まれ)」は1万4167元、「90後(1990年代生まれ)」は1万6563元に上る。口コミ投稿サイトの国内最大手「美団点評」結婚事業部の最新データによると、個性化とハイクオリティを重視する消費すう勢が次第に高まっているとしている。北京日報が伝えた。
「90後」や「95後(1995年から1999年生まれ)」のブライダル経済は、消費アップグレード時代に突入した。消費のアップグレードが進む状況でのブランド婚礼衣装をめぐる人々の真偽判定や元金回収などの問題の解決を図る目的で、美団点評は北京でこのほど、婚礼衣装レンタルプラットフォーム「White Honey Bridal」を立ち上げ、業界初の「C2C(消費者間電子商取引)」の婚礼シェアリングモデルを構築し、「レンタルから購入さらにはシェアリング」を可能とする方式を確立した。
店内のスマートハンガーラックに掛かっているウェディングドレスのどれを選んでも、そのドレスに関するストーリーが、大型スクリーンに映し出される。シェアモデルというサポートを得て、オンラインとオフラインを結び付けたこのプラットフォームは、代理レンタル・代理販売・依託販売などのサービスを店側に提供する。また、B2B(企業間電子商取引)による展示販売サービスを提供することが可能となり、C2Cシェアリングモデルは、消費者が自宅に放置しているウェディングドレスの貸出や販売を店側に依託することを奨励している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月22日
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