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中国、上半期の映画興行収入が計315億元と絶好調

人民網日本語版 2018年07月04日08:03

7月に入り、今年もすでに半分が過ぎた。今年上半期、中国の映画市場はどうだったのだろう?映画情報サイト・猫眼の統計によると、6月27日の時点で、中国の映画興行収入は315億元(1元は約16.60円)と、絶好調だった。西安晩報が報じた。

今年上半期の中国国産映画の興行収入ランキングを見ると、4作品の興行収入が10億元を超えた。うち、「紅海行動(OPERATION RED SEA)」「僕はチャイナタウンの名探偵2(原題:唐人街探案2)」、「モンスター・ハント2(原題:捉妖記2)」などの春節(旧正月、今年は2月16日)映画が上位3位を占めている。4位は「後来的我們(Us and Them)」で、興行収入は13億6000万元だった。また、ダークホース的存在となったのが低コスト映画の「超時空同居(How Long Will I Love U)」で、ハリウッド大作の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「ジュラシック・ワールド/炎の王国」と同時期に公開されながらも、興行収入8億9400万円を記録し、国内映画ランキングで5位に入った。女優の章子怡(チャン・ツィイー)や俳優の黄暁明(ホアン・シャオミン)が主演を務めた「無問西東(Forever Young)」は7億5400万円で6位、春節映画の「西游記女児国(The Monkey King 3)」(7億2700万元)と「熊出没•変形記」(6億500万元)は、それぞれ7位と8位だった。

国産映画ランキングで30位以内に入った作品の興行収入は合わせて156億元に達し、うち10億元を超えた4作品の興行収入は合わせて103億元と、全体の66%を占めた。興行収入が1億元を超えた14作品の興行収入は合わせて148億元で、全体の95%を占めた。つまり、30作品のうち、興行収入が1億元以下の16作品の興行収入は合わせて8億元にとどまり、全体に占める割合はわずか5%ということになる。

国産映画の口コミを見ると、興行収入ランキング30位以内の作品のうち、コミュニティサイト・豆瓣で7ポイント以上を獲得しているのは、「紅海行動」、「超時空同居」、「無問西東」、「暴裂無声(Wrath Of Silence)」、などで、8ポイント以上は「紅海行動」と「暴裂無声」の2作品だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年7月4日

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