ワールドカップロシア大会で初優勝を目指すベルギーは、決勝トーナメント初戦で日本と対戦し、あと一歩で敗戦するところまで追い込まれた。日本戦で、今大会貫いてきたシステムに穴があることを露呈してしまったベルギーのロベルト・マルティネス監督は、「変わらずをもって万変に応ず」というコンセプトを変え、スタメンを入れ替えるほか、戦術を変えて穴を埋め、「欧洲の赤い悪魔」の士気を上げて、全力で攻撃と守りのバランスを取り、最強軍団・ブラジルに立ち向かう可能性が高い。新華社が報じた。
ベルギーとブラジルはどちらも攻撃的なサッカーをし、チームとしても、選手としても見せ場を作ることができる試合をこれまでしてきた。そのため、カザンアリーナでの対決では、準々決勝4試合で最も激しい力と力の激突を見ることができる試合となりそうだ。
日本戦で2点差を追いつき、土壇場でスーパーカウンターで逆転に成功したベルギーは、カウンター攻撃の自信を高めた。そして、チームスピリットと最後まであきらめない精神力が発揮された。それらは、世界で最も強豪のブラジルに立ち向かう際、有利な一面となるだろう。
しかし、日本戦で2点先制され土俵際まで追い詰められたベルギーはディフェンスの穴を露呈してしまった。そのため、ブラジル戦で、マルティネス監督はその穴を埋めるために戦術を調整してくるだろう。
ディフェンスよりオフェンスが売りのベルギーは、総合的な実力ではワールドカップ優勝5回を誇るブラジルに劣るものの、近年は近い未来のスーパースター候補がずらりと勢揃いしており、ベルギー代表は2016年9月に負けて以降、23戦負けなしと勢いがある。今大会で、ベルギー、ウルグアイ、クロアチアは4連勝中で、うちベルギーは今大会最多の12得点をマークしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月6日
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