外交部(外務省)の耿爽報道官は25日の定例記者会見で米国の2019年度国防権限法案の中国関連条項に強い不満と断固たる反対を表明し、これらのネガティブな内容を直ちに削除するよう米側に促した。
【記者】報道によると米議会は23日、2019年度国防権限法案について合意に達した。法案には米国と台湾地区の防衛関係の強化、中国による南中国海での「強硬な行為」の研究を含む中国関連の条項が複数ある。これについてコメントは。
【耿報道官】中国側はこの法案の中国関連条項に強い不満と断固たる反対を表明する。すでに米側に繰り返し厳正な申し入れをした。
これらの内容が可決され、法として成立した場合、中米間の相互信頼を著しく損ない、関係分野の交流・協力及び台湾海峡の平和・安定を損なう。われわれは米側に対して、冷戦思考とゼロサムゲームの時代後れの観念を捨て、これらのネガティブな内容を直ちに削除し、両国関係の安定的発展を妨げるのではなく守るよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月26日
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