楽曲とコラボする他の名画は?
故宮によると、「千里江山図」のほか、「清明上河図」、「韓熙載夜宴図」「洛神賦図」などの名画計10点も今回のコンテストで利用される。
コンテストを紹介しているページを見ると、参加者は故宮に所蔵されている名画10点の中から1点を選んでオリジナル歌曲(作詞、作曲、歌付きでも曲だけでも可)を製作し、9月1日午後12時までに応募することができる。
故宮博物院の単霽翔院長はこのほど発表されたPR動画で、「これは伝統絵画、音楽、テクノロジーのチャレンジとなる」としている。
故宮のネコの置物(撮影・宋宇晟)
背後に故宮のオープン化
故宮は5年前から、マスキングテープや、清の高級官吏が皇帝に朝見し議事を行うときに着用する装飾品「朝珠」をモチーフにしたイヤホン、清代の官帽デザインの日傘、さらに、展示会に合わせて製作された一連のグッズを販売するなど、文化クリエイティブの分野に力を入れている。
資料図:故宮博物院の単霽翔院長(撮影・劉関関)
あるメディアの統計によると、チケットを販売する故宮博物院の旗艦店、クリエイティブ生活用品を販売する故宮博物院文化クリエイティブ旗艦店、書籍や書画を販売する故宮博物院出版旗艦店、若者向けのグッズを販売する淘宝のショップなど、ショッピングサイトプラットフォームに故宮博物院関連のショップが4店舗ある。
単院長によると、故宮には、文化クリエイティブを開発するチームが複数あり、いろんな新しいことにチェレンジするよう励ましているという。
これも、故宮が一層オープンになっていることの証と言えるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月27日
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