「95後」男性の間で最も人気が高い美容関連商品は、フェイシャルマスク、スキンケアシリーズ、洗顔用品だ。このうちフェイシャルマスクは、各ブランドが「95後」男性美容市場を開拓する引き金となった。過去3年間、唯品会の男性ユーザーが購入したスキンケア用品の販売量は急増し、毎年ほぼ倍増しており、このうちフェイシャルマスクは、その販売量と成長スピードで、男性美容業界の「代表選手」となっている。
更に興味深いことに、化粧は「95後」の男子学生の間でもひっそりと流行している。2015年から2017年にかけて、唯品会男性ユーザーによるスキンケア・メイクアップ商品購入量増加スピードランキングのうち、クレンジング、BBクリーム、リップスティック、アイブロウペンシルなどの化粧用品がトップ10入りを果たした。
割合別でみると、18.8%の男性はBBクリームを使っており、リップクリーム・リップスティックは18.6%、アイブロウペンシル・アイブロウパウダー・アイブロウバームは8.8%、アイライナーペンシル・リキッドアイライナーを使用している男性も18.6%いた。
天猫美粧の統計データによると、「95後」の美容市場の躍進にともない、美しく化粧する男性が、メイクアップ・スキンケア業界の新たな成長スポットとなっている。たとえば、このほど閉幕したW杯の開催前、男性化粧品の販売量は、天猫が唯一の「ダークホース」であり、男性用フェイシャルマスク計200万枚を販売した。フェイシャルマスク以外にも、男性の通販愛好者は天猫や淘宝モールで、徹夜用クリーム、洗顔用ミストシャワー、男性用アイクリーム、男性用アイブロウなどの化粧品を買いまくった。
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