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世界ロボット大会2018が北京で開幕 (2)

人民網日本語版 2018年08月16日14:46

◆格力ロボット楽団が「歌唱祖国」を演奏

また会場では「格力ロボット楽団」の演奏が何度も披露された。黄色のロボットたちによる楽団は「歌唱祖国」を合奏し、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

ギター、ベース、キーボード、ドラム。楽団の楽器は一通り揃っている。そして「演奏者」はさまざまなロボットだ。情報によると、この楽団は3種の型式の産業用ロボットでつくられている。音楽を演奏するのは当然ながら彼らの「主業務」ではない。エアコン大手の格力電器が自主開発した産業用ロボットの彼らは、主に工場内で使用される。人に代わり効率的に特殊作業を行い、質向上、コスト削減、利益拡大の目的を達成する。「キーボード」を担当する産業用ロボット「GRS405-600」は、一般的な組立、ボルト締め、選別、排列、包装、材料積卸しなどの動作が可能だ。工場向けに作られた自動組立ソリューションプランにおいて、人の代わりに7大工程を実行し、かつ生産ラインの構造デザインに合わせ、各組立工程の自動化を実現する。

北京市経済・情報化委員会の毛東軍氏は、「2020年までに北京市のロボット産業収入を120−150億元(1元は約16.04円)にし、業界リーティングカンパニーを10社、研究開発革新本部を10社育成・形成し、10件の産業用ロボット重大応用プロジェクトを実施する。2025年までに北京市のロボット産業収入を600億元前後とし、世界トップのロボット技術協同革新体系を形成し、AIなどの先端領域で世界トップ水準に達し、世界トップのロボット革新応用基地をほぼ建設する」と表明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年8月16日


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