商務部(省)の高峰報道官は11日の定例記者会見で、米国の指導者が最近、追加関税の対象になっていない中国からの輸入商品2670億ドル(約29兆9627億円)分にこれから追加関税を課す構えだと脅しをかけてきたことについてコメントし、「米国の覇権主義的で、極限の圧力をかけるやり方は、中国に対してはまったく効果がない」と述べた。
高報道官は、「おそらく米国は自国の実力を振りかざして他国の経済に干渉するやり方を当たり前と考えているのだろうが、中国は貿易摩擦をエスカレートさせても双方の溝が埋まるとは思わない。全体としていえるのは、中国経済が安定さの中で好転し、成長する流れは変わらず、新たな原動力が成長を加速させ、高い品質の発展へと前進しているということだ」と述べた。
また高報道官は、「米国が情勢の判断を誤らず、一国主義的で保護貿易主義的なやり方をやめ、互恵・ウィンウィンの協力の軌道に立ち戻り、平等、信義誠実、相互尊重を基礎として、対話と協議を通じて双方の経済貿易における溝を解決することを願う」と強調した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月12日
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