シンガポール航空は11日、世界で最も長い直行便路線を開通した。新路線ではシンガポールと米ニューヨーク間が約19時間で結ばれる。飛行距離は1万1160マイル、同社がこれまで使用していたエアバスA350型機による飛行距離から1800マイルあまり伸びた。これにより、シンガポール航空は、「世界最長の直行便路線を就航する航空会社」という栄冠を奪回したことになる。米CNNの報道を引用して人民網が伝えた。
2018年10月11日より、シンガポール航空の最新型旅客機(エアバスA350―900型機)の搭乗客は、新記録を塗り替えた地球を東西に横切るフライトを体験することになる。新路線によって、シンガポールとニューヨークという2つの大都市が直接繋がることになる。
新フライトはシンガポール・チャンギ国際空港と米ニューアーク・リバティ国際空港を、毎週3往復する。10月18日より、第2機目のエアバスA350―900型機が投入され、フライト数は段階的に1日1便まで増える予定。
新フライトの飛行時間は、豪カンタス航空が運航するパース-ロンドン線(使用機材:ボーイング社製787ドリームライナー)より3時間ほど長い。だが、旅客本位の機内設計のおかげで、旅客は長時間飛行による快適性の低さに苦しめられることはない。A350型機のキャビンは、まるで一つの大部屋で、天井は非常に高く、LED照明の配置には細心の注意が払われており、キャビンの壁面はほぼ垂直で、騒音レベルも極めて低い。こうした特徴から、搭乗客は極めて快適な飛行体験を得ることができる。
心地良い機内スペース以外にも、エアバス350型機は、広い窓やよりアップグレ―ドした給水システムを備えており、楽しく快適な長距離飛行を実現している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月12日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn