重陽節(旧暦9月9日、今年は10月17日)を目前に控え、通販サイト「京東商城」が15日に発表した消費ビッグデータによると、今年、重陽節関連商品の1人あたりの事前購入額は前年同期比約25%増加した。このうち最も人気の商品は、登山靴や菊花酒、重陽餠だった。子供が親のために購入する商品以外に、高齢者のネット通販ブームやその潜在力が、現在拡大しており、増加スピードは、国民1人あたりネット通販購入額平均を上回っている。北京日報が報じた。
京東のビッグデータによると、全国規模でみた場合、重陽節の風習や重陽節関連商品を重視しており、購入額の増加スピードが最も速かった十大省(自治区・直轄市)は、順に、福建、内蒙古(モンゴル)、甘粛、山西、寧夏、黒竜江、吉林、重慶、河北、四川だった。今年の高齢者向け商品では、シニア用かつら、保温マグカップ、マッサージチェア、足湯用たらい、小葉紫檀数珠の売上額が、前年同期比でかなり増加しており、増加幅はいずれも10倍以上に達した。このほか、高齢者向け健康診断セットの売上増加幅も5倍を上回った。これ以外に増加幅が拡大した商品には、ツバメの巣、婦人靴、スマートウォッチ/ブレスレット(心拍・血圧測定監視機能付)、唐装(チャイナスーツ)など。統計データによると、高齢者向け商品の売上額の増加でも1人あたり購入金額でも、福建省が全国トップに立ち、同省は、国内で最も高齢者用品の消費が多い「親孝行の省」となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月17日
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