「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」には、多くの人が目当ての商品を購入し、大量の宅配荷物が購入者の元に向けて続々と「旅立って」いる。北京市郵政管理局によると、11日から16日までの6日間、北京の宅配荷物の取り扱い量は1億個を超え、1日当たりの取り扱い量が最高で3000万個に達することになりそうだ。取り扱い量は普段の2.8倍で、2017年で最も多かった日より43%多い。北京日報 が報じた。
今年北京の宅配業者は、主に発送業務に追われている。北京は現在、「荷物発送地」から「荷物受け取り都市」に変わっており、今年1-9月期、北京に送られてきた荷物の量は、北京から発送された荷物より1億3000万個多かった。特に、北京の中心地の配送業務が右肩上がりで増加しており、北京全体の71%を占めるようになっている。「ダブル11」により、業務量は激増し、北京の配送業務にかかるプレッシャーは一層高まっている。
その他、 「ダブル11」期間中、商品を購入した人も、宅配業界が「エコ化」に取り組んでいることを肌で感じることができるだろう。例えば、物流企業大手・菜鳥網絡は北京などの都市に、段ボール箱回収専用ボックス5000個を設置している。また、中通、圓通、申通、韵達、百世などの物流企業も、自動ピッキングラインや再利用可能な宅配用紙袋・ケースなどを増やして、一層「エコ」な宅配荷物のピッキング、配送を実施している。
さらに北京郵政は、新エネルギー車1234台、宅配ロッカー4600台を投入し、電子版の送り状の使用率を向上させ、細いガムテープを利用し、再利用可能な宅配用紙袋・ケースなどを増やし、紙などをすでに約1万トンを節減している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月13日
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