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知らない流行語も多いとの声ある今年の流行語トップ10 その理由は? (2)

人民網日本語版 2018年12月05日13:53

黄編集長によると、「咬文嚼字」の「流行語トップ10」選出には2つの大きな原則があるとしている。

言語学的価値という観点から見ると、「官宣(公式発表)」や「杠精(へそ曲がり)」、「仏系(仏のように物事に拘泥しないこと)」などは、どれも漢字の新たな組み合わせとなる。一方、「退群(グループ退会)」や「巨嬰(巨大児)」、「錦鯉(強運の持ち主)」、「店小二(給仕)」などは以前からあった言葉であるものの、斬新な意味が込められるようになった言葉であり、「確認過眼神(一目見て分かった)」や「教科書式(マニュアル通り)」は、中国語の斬新な使い方と言える。

社会学的価値から見ると、「退群(グループ退会)」という言葉が流行したということは、国民が国際的なニュースに注目していること、「錦鯉(強運の持ち主)」という言葉の流行は、新時代において、人々が素晴らしい生活にあこがれていることをそれぞれ反映している。また、「巨嬰(巨大児)」や「杠精(へそ曲がり)」という言葉の流行は、人々の正しい価値観を反映し、モラルに欠けた事件や理性に欠けた行為への反省や批判であるといえる。

編集部は、「流行語は世相を映す鏡と言え、そこからリアルな世相を垣間見ることができる。そして、時代の特徴と密接な関係があり、民情や民意を正確に反映し、前向きで健全な社会的価値観を発揚しているというのが、流行語を選出する際の社会学的原則。流行語トップ10を選出するということは、社会にそれらの言葉をPRすることなので、正しい価値観を発信したい」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年12月5日 


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