2014年1月17日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>カルチャー

ネットで話題の美しき女装芸人「仙人アニキ」

 2014年01月17日17:07
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com


 中国の「女装芸人」小燦さんは、その類まれな美貌で、人気急上昇中だ。中国最大の動画共有サイト「優酷」のリアリティ番組「我是伝奇」に出演した小燦さんは、その美貌が買われ、「優酷」と契約した。小燦さんはこれまでにも、テレビの人気オーディション番組「中国達人ショー」に出演、審査員の劉燁(リョウ・イエ)氏を、「ああ!私の女神」と驚嘆させた。その妖艶さに、ネットユーザからは感嘆の声が絶えず寄せられている。小燦さん自身は、「偽娘」という呼ばれ方に抵抗を覚え、「私は多くの女性より美しいと自認している。だが、私は決して『女々しい男』ではない」と語った。揚子晩報が伝えた。

 「全ての男性諸君へ。あなた達をガッカリさせてしまいました。小燦は実は男です。一方、全てのお嬢さん方は安心したことでしょう。あなた方の彼氏を奪うことはあり得ないのですから!」‐‐‐美貌・この上なく清らか・スタイル抜群といった言葉が、23歳の小燦さんにぴったり当てはまる。最近出演した「中国達人ショー」の舞台で披露したセクシーなダンスに、男性の視聴者はもうメロメロ、審査員の劉燁(リョウ・イエ)氏は思わず、「ああ!私の女神」と叫んだほどだ。2012年、「優酷」のリアリティ番組「我是伝奇」に女装して出演した小燦さんは、審査員たちに絶賛され、ネットユーザ―のクリック回数は瞬く間に100万回を上回った。その後すぐに、「你最有才」などの番組に出演して話題となり、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」に登場する小倩(ジョイ・ウォン)のイメージと重なり人気が急騰、「最も萌える女装芸人」「仙人アニキ」などと呼ばれた。「優酷」と契約を交わした後、女装で娯楽情報番組の司会も務めた。当然のことながら、「偽娘」「整形美」などといった非難の声も挙がった。

 小燦さんが人気者になったのは、数年前に話題になった「偽娘」の部類に入るからだ。だが、小燦さんは、「偽娘」と一緒にはされたくはないという。祖父母に可愛がられて大きくなった小燦さんは、自分の家族について多くを語りたがらない。女装芸人になる以前は、有名人になることなど思いもつかなかった。ただ、祖父母により良い暮らしをさせてあげたいためにお金を稼ぎたかった。18歳の時に初めてコスプレを体験し、とても新鮮に感じた。小燦さんが生まれて初めて女装したその姿にピンとくるものがあった。19歳の時に鄭州の学校に進学、女装してオーディション番組に参加し始めた。

  「優酷」に出演した後、小燦さんの人気は急上昇した。優雅で美しい天女のような姿と、実際は男性であるという事実が、強烈なコントラスト効果を生み、審査員達の絶賛も加わり、多くの相乗効果が生まれた。番組中、ある審査員が、「ご家族は、あなたのこのような姿を受け入れていますか」と尋ねたところ、小燦さんは、「女装でパフォーマンスをすることに、何か問題があるのでしょうか?私には本来、女装に適した条件が整っていたのです。これは、舞台でのパフォーマンスに過ぎない。皆がどうしてそんなに過敏になるのか、私には理解できません」と答えた。

 小燦さんは、「以前は、不快な思いをすることもありましたが、今は吹っ切れました。メディアがあれこれ騒ぎ立てるので、皆が余計な想像をしすぎているのだと思います。日常生活において、私と女装のイメージは、あまり近いものではありません。私は普通の男性とは少し違いますが、決して『女々しい男』ではありません」と話した。「優酷」側は小燦さんについて、「日常生活では、明るいイケメンで、恋愛経験もある。人を思いやる心が深く、親しい友人も多い。17、18歳で仕事を始め、極めて自立心旺盛な若者だ。今は、女装芸人という仕事に腰を落ち着けようとしている。ちなみに、彼は完全にオリジナルのままだ(整形していない)」と紹介している。小燦さんはもともと、歌やダンスが大好きで、現在もプロにダンスの振り付けを依頼している。将来の希望は、オンラインドラマやマイクロフィルムに挑戦し、映画やテレビの世界にも足を踏み入れることという。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年1月17日

関連記事

コメント

最新コメント