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日本の村山富市元首相が元慰安婦と面会

 2014年02月12日10:18
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村山氏に絵を贈る元慰安婦。

 日本の村山富市元首相は11日、韓国の野党・正義党の招待で同国を訪問し、正義党議員主催の「日本軍慰安婦ハルモニ作品展示会」を訪れ、慰安婦被害者と面会した。

 村山氏は慰安婦被害者に「みなさんがお元気でありますように」と話しかけた。正義党の鄭鎮フ議員によると、2004年に亡くなった慰安婦被害者・金順徳さんが描いた絵「咲ききらなかった花」を贈られた村山氏は、作品を見てため息をついたという。

 村山氏は11日に正義党で催されたパーティーで「『村山談話』は日本が前向きに発展するうえでの礎であり、誰にも否定できない」と表明した。「村山談話」を発表した理由については「日本が前向きに発展するには、まずアジア諸国の信頼を得る必要がある。当時、第2次大戦終結50周年を契機に、日本を悩ませる歴史の難題を解決することを望んだ」と説明。韓日関係が緊張する中、「村山談話」はなおさらに忘れてはならず、両国は談話の精神を実行し、相互信頼関係を構築する必要があると指摘した。

 正義党の沈相ジョン院内代表は「最近、安倍内閣と右翼政治勢力が日本帝国主義の植民地支配と侵略戦争について反省しようとしないことは、深く憂慮される。村山氏の今回の訪問を通じて『村山談話』の歴史的意義を人々が改めて認識することを望む」と述べた。

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