中国民用航空局空中交通管理局(空管局)の王利亜・局長は20日、空管局は、航空交通情報プラットフォームの開発をほぼ完成させており、スマホ向けチャットアプリ「微信(WeChat)」など各種ツールを利用して、フライトの運航制限、広範囲でのフライト遅延の予測、路線の混雑状況、空港の運営状況など航空交通に関する各種情報を市民に一般公開する計画だと述べた。新華社が報じた。
空管局信息弁公室(情報事務室)の陳宝剛・室長は、航空交通情報プラットフォームの運営について、以下3段階に分けて進める方針を明らかにした。
1 今年3月中旬までに試行を実施、同月末には検索機能を備えたウェブサイトを一般に公開する。
2 今年末までにプラットフォームモバイル版を完成させ、携帯電話・タブレットPC・微信などを用いた情報検索サービスを市民に提供する。
3 全国民用航空システムが、行政部門や地域による境界のない、横方向に繋がった専門データのやり取りを行い、施策決定の参考とできるよう、サポートする。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年2月21日