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浙江の漁船、日本近海で火災 乗組員17人救助

 2014年03月10日14:43
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 3月6日未明、浙江省の漁船「新吉利8号」が、太平洋東南部の公海漁場から中国に戻る途中、日本の南鳥島付近の海域に差しかかった時、機関室から出火し海水が船内に入り込み、乗組員17人が危険な状態に陥った。浙江省舟山市海洋・漁業局は8日、新吉利8号の乗組員17人は6日午後7時16分、全員無事救助され、健康状態はいずれも良好であると発表した。中国新聞網が報じた。

 火災が起きた漁船は、浙江省舟山市新吉利遠洋漁業公司が所有する「新吉利8号」。6日午前1時40分ごろ、太平洋東南部の公海漁場から中国に戻る途中、日本の南鳥島付近の海域(東経156度43分・北緯22度57分、浙江舟山から1900海里ほど離れた場所)に差し掛かった時、機関室から出火し海水が入り込みエンジンが停止した。船長は海上遭難信号を発したが、通信が中断したため、乗組員17人の身に危険が迫った。

 事故の連絡を受けた農業部、浙江省政府、舟山市役所、漁業主管部門は、ただちに海上漁船緊急救助マニュアルを発動、中国海上捜救センターや外交部(外務省)など関連部門に連絡を取り、緊急救助を要請した。中国海上捜救センターはすぐに国際海事機関(IMO)を通じ事故現場の付近を航行する船舶に救援を依頼、日本と米国(グアム島)の担当部門から承諾の返事を得た。

 6日午後7時16分、新吉利8号の乗組員は全員無事救助された。同船の救援に向かった浙江興業集団有限公司所有のマグロ漁船「東漁1518号」は、60時間に及ぶ昼夜連続の航行を経て、8日午後7時16分、新吉利8号の乗組員17人を全員無事救出した。17人の健康状態は良好という。(編集KM)
 
 「人民網日本語版」2014年3月10日

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